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“環境のノーベル賞”平田仁子さんが受賞

2021年6月16日 11:11

環境のノーベル賞と呼ばれる「ゴールドマン環境賞」を、日本人の平田仁子さんが日本人女性として初めて受賞しました。

環境のノーベル賞と呼ばれる「ゴールドマン環境賞」は、1989年からアメリカの財団が環境保護に功績のあった人を毎年6人選出しているもので、その授賞式が15日、オンライン形式で行われました。

今年は、日本のNGO「気候ネットワーク」の平田仁子さん(50)が日本人女性として初めて選ばれました。受賞理由については、平田さんが福島第一原発の事故後に推し進められた石炭火力発電の建設計画に対し、歯止めをかける活動を行い、その結果、およそ3分の1の建設計画が中止されたとしています。

授賞式で平田さんは「もっと多くの人たちの力が必要。思いをもって行動すればできることはたくさんある」などと述べ、この賞が多くの人の行動につながるキッカケになってほしいとしています。