あす英・チャールズ国王の戴冠式 盛り上がりの一方で抗議活動も活発化
6日に迫ったイギリス・チャールズ国王の戴冠式に向け、急ピッチで準備が進む一方、抗議活動も活発化しています。
記者「王室御用達の食材店に入ると、入り口のそばに戴冠式関連の商品が並んでいます」
1972年に創業したある食材店は、エリザベス女王が特に紅茶を気に入っていたことで知られています。
客「ここは王室のみなさんを祝福するビスケットや紅茶など品ぞろえが豊富なんです」
客「歴史的な瞬間なのでずっと覚えていられるように記念品やお菓子を買いに来ました」
夜にはあのロンドン名物も衣替えしました。
記者「ロンドンの観光スポットとして有名なビッグベンでは戴冠式にあわせ、今日から特別ライトアップが行われています」
こうした盛り上がりの一方、反王室を掲げる団体が抗議活動を活発化させています。
反王室を掲げる団体は、戴冠式当日にも1600人以上を集め、「私の国王ではない」と書かれたプラカードを掲げて、抗議活動を行う予定です。
直近の世論調査でも、35歳以下の36%が君主制をやめるべきと答えるなど、若者の「王室離れ」が浮き彫りとなっています。