日本の経済界代表団、中国・李強首相と会談 水産品の輸入停止措置解除など求める
中国・北京を訪問している日本の経済界の代表団が25日、李強首相と会談し、中国による日本産水産品の輸入停止措置の解除などを求めました。
日本の経済界トップらが参加する日中経済協会の代表団の訪中は、およそ4年ぶりで、25日に中国の李強首相と会談を行いました。
中国・李強首相「日中関係は過去を引き継ぎ、未来を切りひらく重要な時期にあります」
経団連・十倉会長「引き続き緊密なコミュニケーションが行われることを期待しております」
会談の中で、日本側は東京電力・福島第一原発の処理水放出を受けて、中国が行っている日本産水産品の輸入停止措置について見直しを求めました。
また、日本人の拘束が相次ぐ反スパイ法による取り締まりについても懸念を表明しました。
これに対し、李強首相は「両国間に食い違いはあるが、コントロールすることは可能だ」などと発言したということです。