韓国・次期駐日大使に知日派の国際学者を起用 関係改善急ぐ
韓国の尹錫悦政権は、次の駐日大使として知日派の国際政治学者・尹徳敏(ユン・ドンミン)氏を起用すると発表しました。
韓国大統領府は7日、次の駐日大使として、国立外交院トップなどを務めた尹徳敏氏を起用する人事を発表しました。尹氏は、慶応義塾大学で博士号を取得した国際政治学者で、日韓の外交や安全保障政策に詳しい知日派として知られています。
大統領選挙では、尹大統領の陣営に外交ブレーンとして参加。政権発足前の4月には対日政策協議代表団の一員として日本を訪問し、岸田総理大臣とも面会しています。日本語も堪能で、日本側とのパイプを持つ大使を起用することで、尹政権としては日韓関係の立て直しを急ぎたい考えです。
また、韓国大統領府は駐中国大使として鄭在浩(チョン・ジェホ)氏を、駐ロシア大使として張虎鎮(チャン・ホジン)氏を起用することも発表しました。