化学工場で大規模爆発、死傷者も タイ
タイの首都バンコク近郊の化学工場で5日、大規模な爆発がありました。火災が発生し、1人が死亡、少なくとも30人がケガをしました。
爆発の瞬間を捉えた防犯カメラの映像では、ごう音とともに住宅の植木やカーテンが大きく揺れるのが確認できます。
大規模な爆発があったのは、バンコク近郊にある発泡スチロール製品を造る工場です。消防などによりますと、工場にはおよそ50トンの化学薬品が置かれていて、爆発に続いて火災が発生。消火にあたっていた消防士1人が死亡したほか、少なくとも30人がケガをしたということです。
近隣の住民「怖かったし、びっくりした」
これまでのところ爆発の原因は分かっておらず、自治体は、工場から半径5キロ以内の住民を避難させました。