バイデン米大統領“機密文書問題” 司法省が別荘を捜索
アメリカのバイデン大統領の自宅などから副大統領時代の機密文書が見つかった問題で、司法省は1日、バイデン大統領の別荘を捜索しました。機密文書は見つからなかったとしています。
バイデン大統領の個人弁護士によりますと、東部デラウェア州にあるバイデン大統領の別荘への捜索は、1日午前、およそ3時間半にわたって行われました。
新たな機密文書は見つかりませんでしたが、司法省はバイデン大統領がオバマ政権で副大統領だった当時の資料や手書きのメモを調査のために押収したとしています。
ホワイトハウス報道官「我々は当初から、捜索などで分かった情報をかなりの透明性をもって提供している」
一方で、アメリカメディアは、FBI(=連邦捜査局)が去年11月中旬に、機密文書を探すためにバイデン大統領の個人事務所を捜索していたと報じています。
この事務所への捜索は報道されるまで公になっておらず、野党・共和党は追及を強めています。