バイデン米大統領 ウクライナに「F16」供与しない考え示す
アメリカのバイデン大統領は30日、ウクライナが供与を求めているアメリカ製の戦闘機「F16」について、供与しない考えを示しました。
F16戦闘機をめぐっては、今月20日のウクライナへの軍事支援を話し合う国際会議で、ゼレンスキー大統領が供与を求めていました。
一部のアメリカメディアは、国防総省内に供与に賛成する意見もあると報じていましたが、バイデン大統領は明確に否定しました。
一方で、バイデン大統領は「時期は分からない」としながらも、ウクライナの隣国、ポーランドへの訪問を検討していることを明らかにしました。
アメリカメディアは、バイデン大統領がロシアの侵攻から1年となるのに合わせて来月、ヨーロッパ訪問を検討していると報じています。