カブール自爆テロか“イスラム国”犯行声明
アフガニスタンの首都カブールの空港近くで起きた自爆テロとみられる爆発について、過激派組織「イスラム国」の関連組織が26日、犯行声明を出しました。
犯行声明を出したのは、「イスラム国」に忠誠を誓う「イスラム国ホラサン州」で、戦闘員が自爆用のベルトを着用し犯行に及んだとしています。また、「イスラム国」系の通信社はテロの実行犯とする人物の画像を掲載しました。この戦闘員がセキュリティーをかいくぐり、アフガニスタンからの国外退避を求める人々を支援していたアメリカ軍兵士の5メートル以内に近づいて自爆したと伝えています。
爆発は少なくとも2回起きていて現地の病院関係者によりますと、これまでに60人が死亡し、140人がケガをしました。
アメリカ中央軍の司令官は爆発でアメリカ軍の兵士12人が死亡し15人がケガをしたと発表しています。