イギリスの児童小説「くまのプーさん」に登場したことで有名な橋が競売にかけられ、およそ２０００万円で落札されました。

競売にかけられたのは、イギリス南部ケント州にある「くまのプーさん」の舞台として知られる森にあった木造の橋です。

地元メディアによりますと、１９０７年につくられたこの橋は「くまのプーさん」が小説の中で橋から川に棒を投げて遊んだことで知られ、地元の観光名所にもなりました。

その後、老朽化のため９０年代後半に解体され保管されていましたが、７日にかけて行われた競売で１３万ポンド、日本円でおよそ２０００万円で落札されました。

落札したのは地元の資産家で、「橋をかつての姿に再建したい」と話しているということです。