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アフガンから韓国へ避難「作戦はミラクル」

2021年10月13日 15:40

8月にアフガニスタンから韓国政府の退避作戦で避難した人々が13日、取材に応じ、「作戦はミラクルだった」などと振り返りました。

中部の忠清北道の施設では、アフガニスタンで韓国政府に協力してきた現地職員と家族ら391人が生活しています。およそ6割が子どもで、ベビーカーに乗っている幼児の姿も目立ちます。

今後、施設を出て生活するために、韓国語や生活習慣の違いなどの教育を受けています。

在カブール韓国大使館・元女性職員(29)「(退避作戦について)当時を思い出すのも恐ろしい。空港へのゲートを通れなければ希望がなかった。“ミラクル作戦”という名の通り実際にミラクル(奇跡)でした」

子どもたちの将来については、「ルーツはアフガニスタンにあり、民主的な環境になれば、祖国の発展のために戻ってほしい」と述べました。

韓国政府は、長期的な在留資格を与えるため法改正を進めていて、文在寅大統領は、12日夜の国際会議で「今後もアフガンへの支援に積極的に参加する」と表明しました。