ロシア全土で「非労働日」スタート 市民は
感染者数と死者数の急増に歯止めがかからないロシア。10月30日からロシア全土でスタートしたのが「非労働日」です。食品店や薬局以外は店内営業が禁止され、1年半ぶりに部分的なロックダウンに踏み切りました。
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感染者数と死者数の急増に歯止めがかからないロシア。(感染者 859万3200人 死者 24万871人 露コロナウイルス対策本部 11月2日発表)
2日に新たに確認された死者数は1178人と、過去最多を更新しました。
こうした中、10月30日からロシア全土でスタートしたのが、「非労働日」です。食品店や薬局以外は店内営業が禁止され、1年半ぶりに部分的なロックダウンに踏み切りました。
しかし、街にはこれまでと変わらず、出歩く人の姿があり、中にはマスクをしていない人もいます。
モスクワ市民(「非労働日」否定派)
「私は『非労働日』が役立つとは思わない」
モスクワ市民(「非労働日」肯定派)
「私は対策が役立つと信じている」
11月7日まで続く予定の「非労働日」。感染状況の改善につながるのか、市民の間でも意見がわかれています。