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露 感染状況悪化で30日から「非労働日」

2021年10月21日 1:40

ロシアでは、新型コロナウイルスの感染状況が悪化したことを受け、今月30日から9日間、職場への出勤を見合わせる「非労働日」となることが決まりました。

これはプーチン大統領が20日、大統領令に署名したもので、ロシア全土で、今月30日から来月7日までは職場への出勤を見合わせるほか、極力外出を控える「非労働日」となります。この期間は給与が補償され、延長も可能としています。

「非労働日」は、去年、感染が広がった3月から5月にも実施されました。

新型ウイルスの感染状況が再び悪化しているロシアでは、連日3万人以上の新規感染者が出ているほか、20日には、1日の死者数が1028人と過去最悪を更新しました。

ロシアでは、ワクチン接種を完了した人の割合が全体の32.4パーセントと伸び悩んでいるのが感染拡大の理由とみられていて、プーチン政権は対応に追われた形です。