NY市 民間企業の従業員にも接種義務化へ
アメリカ・ニューヨーク市は、民間企業の従業員にも新型コロナウイルスワクチンの接種を義務づけることを決めました。全米で初めての試みだということです。
ニューヨーク市のデブラシオ市長は6日、市内すべての民間企業の従業員に対し、今月27日から新型ウイルスワクチンの接種を義務化すると発表しました。
オミクロン株による感染拡大が懸念されていることを受け、これまで市のすべての職員に義務づけていたものを拡大させたかたちで、全米で初めての試みだということです。
デブラシオ市長は、オミクロン株の市中感染が拡大することへの「先制攻撃だ」としています。
また、今月14日からは、5歳以上の子どもにも、飲食店や映画館などの屋内施設を利用する際に接種証明の提示を義務づけるということです。