カリフォルニア州 児童生徒の接種義務化へ
アメリカ西部のカリフォルニア州は1日、すべての児童・生徒に対し、新型コロナウイルスのワクチン接種を義務づける方針を明らかにしました。州全土で児童・生徒にワクチン接種を義務化するのは全米で初めてです。
カリフォルニア州のニューサム知事は1日、州内の学校に通うすべての児童・生徒を対象に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務づけると発表しました。
FDA=食品医薬品局の正式承認を待って義務化に踏み切る考えで、12歳以上は早ければ来年1月から接種を義務づけるとしています。
その後、対象を拡大し、5歳から11歳についても接種を義務化します。州全土ですべての児童・生徒に接種を義務づけるのは全米で初めてです。
ニューサム知事は「冬の感染急増を懸念している」と述べた上で、「次の感染拡大に対処するため先手を打ち続けたい」と強調しました。