12歳以上の生徒ワクチン接種義務化 LA
アメリカ・ロサンゼルスの教育委員会は9日、12歳以上の生徒に対し、新型コロナウイルスのワクチン接種を義務づけました。生徒へのワクチン接種の義務化は、全米の主要な学区で初めてです。
カリフォルニア州ロサンゼルス統一学区の教育委員会は9日、約60万人の子どものうち、12歳以上の22万5000人に、新型コロナウイルスのワクチン接種を義務づけました。
この学区では、学校が全面再開された先月16日以降、5500人余りの子どもたちの感染が確認されていますが、保健当局によりますと、その多くがスポーツ活動を通しての感染だということです。そのため、スポーツの部活動に所属する生徒からはじめ、来年1月10日までに全ての生徒への接種完了を目指すということです。
教職員やスタッフへの接種はすでに義務化されていて、この学区の学校では12歳未満の子どもたちを除く、全ての人が接種を受けることになりました。