韓国ネット通販に北朝鮮の絵画 波紋広がる “外貨獲得のため”制作か
北朝鮮の外貨獲得のために制作された絵画が韓国のネット通販で売られていたことがわかり、韓国メディアが相次いで伝えるなど、波紋を広げています。
北朝鮮で描かれたとする絵画が販売されていたのは、韓国のIT大手「ネイバー」が運営するインターネットショッピングサイトです。
販売実態について調査を行った韓国の国会議員によりますと、韓国政府が「外貨稼ぎを目的とする美術団体」と定めた万寿台創作社が制作した作品などが売られていたということです。
この会社は国連安全保障理事会の制裁対象となっていて、韓国統一省は販売されていた絵画を韓国に持ち込むこと自体が制裁違反になり得るとの考えを示しています。
また韓国ではこの会社との取り引きが法律で制限されており売買が法律に違反する可能性もあります。
今回の報道を受け、この会社の絵画は販売が禁じられ現在は売買できない状態です。
最終更新日:2024年9月30日 15:11