ウクライナ侵攻めぐり“偽の記事掲載”1662アカウント削除 メタ
アメリカのIT大手・メタは27日、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり偽のニュース記事を掲載したとして、ロシアのウェブサイトにつながるフェイスブックなどのアカウント1600以上を削除したと発表しました。
メタの報告書によりますと、削除されたのはフェイスブックとインスタグラムのあわせて1662アカウントで、ロシアを拠点とする60を超えるウェブサイトの偽のニュース記事などを掲載していたということです。
偽の記事は、ヨーロッパの報道機関になりすましウクライナ難民を非難し、ロシアへの経済制裁を批判したものなどで、主にドイツやイタリア、ウクライナなどの人に拡散する狙いだったとみられています。
メタは「ロシアによる侵攻開始後、私たちが阻止した最大かつ最も複雑な活動だ」としています。
このほか、中国系とみられるグループは81のフェイスブックアカウントなどを使い、アメリカの議員がロシアから違法な献金を受け取ったなどとする偽の情報を拡散していたことも明らかにしています。