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独立調査委、ウクライナ侵攻で「戦争犯罪あった」と結論 拷問や処刑…性暴力被害者は4~82歳

2022年9月24日 12:38

ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、国連人権理事会の独立調査委員会は、無差別攻撃のほか、拷問や性暴力などの戦争犯罪があったと結論づけました。

独立調査委員会 エリック・モーセ委員長 「収集した証拠に基づき、委員会はウクライナで戦争犯罪が行われたと結論づけた」

独立調査委員会は23日、首都・キーウや北東部・ハルキウなど27か所で調査を行った結果を明らかにしました。

人口密集地で民間人と戦闘員を区別せず、クラスター爆弾を使った無差別攻撃が行われたほか、後ろ手に縛られたり、頭部に銃撃を受けたりした遺体が多く見つかり、拷問や処刑が行われたとしています。また、性暴力を受けた被害者の年齢が4歳から82歳だったことも明らかにしました。

一方、ウクライナ軍によるロシア兵への虐待も2件確認されたとしています。