ロシア 北方領土でも軍事演習…映像公開 日本への“強硬姿勢”強める
ロシアの極東地域で行われている合同軍事演習について、ロシア国防省は3日、北方領土でも演習を行ったことを明らかにし、映像を公開しました。
今月1日から行われているロシアの大規模軍事演習「ボストーク」は4年に一度開かれるもので、今年は13の国が参加しています。
ロシア国防省は3日、この一環で、北方領土の択捉島と国後島で敵の攻撃を阻止する演習を行ったと発表し、択捉島の海岸で海に向けて銃を発射する様子などを公開しました。
一方、ロシアは3日を「対日戦勝記念日」としていますが、ロシアメディアによりますと、北方領土では記念式典が行われ、「日本から解放した」と主張し、ロシアの領土であるとの立場を強調しました。
ロシアはウクライナ侵攻後、欧米などと歩調をあわせて経済制裁を強める日本に対し、強硬な姿勢を強めています。