韓国・最大野党「共に民主党」代表に“日本に強硬姿勢”李在明氏 “元徴用工”問題の解決目指す政権側に重荷か
韓国の最大野党は、日本に強硬な姿勢で知られる李在明氏を新たな党の代表に選びました。韓国の国会では野党側が多数派で、いわゆる元徴用工問題の解決を目指す政権側にとって重荷になる可能性があります。
最大野党「共に民主党」は28日、3月の大統領選で尹錫悦大統領に敗れた李在明議員を代表に選出しました。
李在明代表「全党大会は勝利の進軍を始めた日として記録されます」
演説で李代表は、尹大統領にトップ会談を提案し協力する姿勢を示しつつも、政権奪還への決意を強調しました。
李代表は日本に対する厳しい姿勢でも知られ、今月8日には自身のSNSで、いわゆる元徴用工問題の解決を目指す韓国外務省の姿勢を「戦犯企業への肩入れ」などと批判しています。
李代表の就任を受け、29日朝、尹大統領は「与野党は競争もするが、国益のために一つにならなければならない」などとコメントしました。