米ポンペオ前国務長官が台湾の蔡英文総統と会談 米台関係強化の重要性アピール
台湾を訪問しているアメリカのポンペオ前国務長官は3日、台湾の蔡英文総統と会談し、「アメリカは台湾と共にある」と述べ、米台関係を強化することの重要性をアピールしました。
会談に先立ち、蔡英文総統は、ポンペオ氏の台湾訪問を歓迎し、台湾とアメリカの関係向上に貢献したとして、勲章を授与しました。
今回、星条旗と台湾の旗をデザインしたマスクを着用したポンペオ氏は、対中強硬派として知られ、トランプ前政権で国務長官を務めた際には、台湾との交流や、台湾への武器売却を積極的に進めました。
ポンペオ氏は会談で「アメリカは引き続き台湾と共にある」と述べ、連携を強調しました。
2日は、バイデン政権が派遣した代表団が蔡総統と会談したばかりです。
ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、中国が台湾への軍事的圧力を強めることが警戒される中、アメリカの台湾支持の姿勢が鮮明になっています。