“人質5人の遺体発見”ガザ地区の地下トンネル映像を新たに公開 イスラエル軍
イスラエル軍は24日、パレスチナ自治区ガザ地区で人質5人の遺体が見つかったとする地下トンネルの映像を新たに公開しました。
イスラエル軍が24日、イスラム組織「ハマス」の地下トンネルだとする映像を新たに公開しました。イスラエルメディアによりますと、ガザ地区北部の地下に広がっていて、トイレや水道設備があり、武器も製造していたとみられています。
この地下トンネルで、これまでにハマスの人質となっていたイスラエル兵や民間人5人の遺体を発見し、収容したということです。
一方、一般市民の犠牲も増え続けています。ガザ地区中部にあるマガジ難民キャンプで24日、イスラエル軍の空爆があり、ロイター通信はガザ地区保健当局の発表として、これまでに70人が死亡したと報じました。死者はさらに増えるとみられています。
こうした中、キリスト生誕の地とされるパレスチナ自治区のベツレヘムでは24日夜、クリスマスのミサが開かれました。ガザ地区で戦闘が続いていることから、恒例だった巨大なツリーの設置やお祝いの行事も中止され、ガザ地区の住民への祈りがささげられるなど静かなクリスマスを迎えています。