北朝鮮が19日未明、日本海に向けて2発の弾道ミサイルを発射しました。

韓国軍によりますと、午前3時半と午前3時46分に、北朝鮮は平壌・順安一帯から日本海に向けて弾道ミサイル2発を発射しました。高度や飛距離など詳しいことはわかっていません。

アメリカと韓国は18日に核抑止力の強化について協議する「核協議グループ」の初めての会合を開いていたほか、アメリカの弾道ミサイルを搭載できる原子力潜水艦が、18日に韓国の釜山に入港しています。北朝鮮側は、米韓のこうした連携に強い反対を示していて、今回の発射はこれに反発したものとみられます。

複数の日本政府関係者によりますと、2発ともすでに日本のEEZ（＝排他的経済水域）の外に落下したものとみられ、今のところ被害は確認されていないということです。