“弾道ミサイル搭載可能”米原子力潜水艦、約40年ぶり韓国入港 北朝鮮反発も…
弾道ミサイルを搭載できるアメリカの原子力潜水艦が18日、およそ40年ぶりに韓国に入りました。北朝鮮の反発も予想されます。
韓国国防省は、アメリカの原子力潜水艦「ケンタッキー」が18日午後、釜山に入港したと発表しました。
これは、4月に行われたアメリカと韓国による首脳会談で合意していたもので、弾道ミサイルを搭載できるアメリカの原子力潜水艦が韓国に入るのは、およそ40年ぶりです。
また、18日、ソウルで米韓が核抑止力の強化について協議する「核協議グループ」の初めての会合が開かれました。尹錫悦大統領も会合の冒頭に参加し、「北朝鮮が核使用を考えることすらできないよう、韓米同盟による抑止力を強化すべきだ」と強調しました。
北朝鮮の金正恩総書記の妹、与正氏は17日の談話で、米韓の「核協議グループ」や原子力潜水艦の派遣を批判していて、今後、強い反発も予想されます。