ガザ地区「人口の40%が飢餓の危機に」 食料不足が深刻化…国連機関が窮状訴え
イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザ地区で人道支援を続ける国連機関が30日、「人口の40%が飢餓の危機にある」と窮状を訴えました。
パレスチナ自治区ガザ地区で人道支援を続ける国連機関の現地事務所長は30日、旧ツイッターの「X」に支援物資を載せた車列に人々が押し寄せる様子を投稿しました。
現地は食料不足が深刻化していて、「ガザ地区の人口の40%が飢餓の危機にさらされている」と窮状を訴えています。
しかし、戦闘は続いていて、ガザ地区の保健当局は30日、24時間で165人が死亡したと発表しました。
こうした中でも、イスラエルのネタニヤフ首相は30日、「戦争はあと何か月も続くだろう」と強調していて、事態の打開は見通せない状況です。