ガザ地区への空爆で多数の死傷者 少なくとも22人死亡の報道も
イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への空爆で多数の死傷者が出ています。中東のメディアは少なくとも22人が死亡したと伝えています。
イスラエル軍は、ガザ地区北部のガザ市のほか侵攻準備を進めている南部ラファを空爆しました。
中東のメディアアルジャジーラは子供や女性を含む少なくとも22人が死亡したと伝えています。
こうしたなか、ガザ地区では人道危機への懸念が高まっています。およそ7割の住宅が破壊され多くの人々がテント生活を余儀なくされているなか、UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関は、気温が上昇し暑さで子供2人が死亡したとの報告を受けたと明らかにしました。
ラザリーニ事務局長は「(ガザの人々は)灼熱の下温室のような建物で暮らしている」としたうえで最大の犠牲者は子供たちだとして支援の強化を訴えました。