イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザ地区北部の町で空爆を行うなど、イスラム組織ハマスへの攻撃を強めていて、地元メディアはラファでの地上作戦が「ごく近いうちに」実施される見込みだと伝えています。

ロイター通信によりますと、イスラエル軍は北部ベイトラヒヤの住民に避難勧告を出して、24日も空爆を行うなど軍事作戦を強化しています。

こうした中、イスラエル軍は24日、予備役の旅団二つをガザに動員すると発表しました。ロイター通信は、イスラエルがラファから避難する人のためにテント4万張りを調達したと伝えていて、戦時内閣が今後2週間以内に会議を開き、民間人の避難を承認する見込みだとしています。

またイスラエルメディアは、数週間延期されていたラファでの地上作戦が「ごく近いうちに」実施されるという見通しを伝えていて、人道危機の深刻化が懸念されています。