パリオリンピックに出場しているイスラエル選手3人に脅迫メールが送られたことを受け、フランスの検察当局は、殺害すると脅迫した疑いで捜査を始めました。

AFP通信によりますと、パリオリンピックに出場しているイスラエル選手3人に対し、脅迫メールが送信されました。これを受け、フランスの検察当局は、殺害すると脅迫した疑いで捜査を始めたということです。

現段階では、イランやその他の国とのつながりは確認されていないということです。

イスラエルの選手をめぐっては、26日にインターネットに個人情報が不正に公開される事態も起きており、フランスのサイバー犯罪対策局が、データを削除する措置をとっていました。

イスラエルはフランスに対し、オリンピック期間中、イランの支援を受けたグループによる自国の選手や観光客に対するテロ攻撃の潜在的脅威があると警告していました。

大会に参加するすべてのイスラエル選手団は、フランス警察と憲兵により選手村から競技場にいたるまで、24時間態勢で警護されています。