トライアスロンの公式練習 2日連続で中止 雨の影響でセーヌ川の水質悪化
パリオリンピックの大会組織委員会は、セーヌ川の水質が雨の影響で悪化したため、トライアスロンの公式練習を28日と29日の2日連続で中止すると発表しました。
パリオリンピックでは、セーヌ川でトライアスロン競技が行われます。ただ、雨の影響で水質が悪化したことを受け、大会組織委員会は28日と29日、2日連続で公式練習を中止すると発表しました。
セーヌ川で競技を行うにあたり、フランス政府はおよそ2300億円を投じて浄化施設を建設するなどして準備を進め、パリのイダルゴ市長も自らセーヌ川を泳いで安全性を強調していました。
30日に行われる予定のトライアスロンについて、大会組織委員会は、天気予報を考慮すると競技開始前に「水質が基準値を満たせると確信している」として、開催に楽観的な見通しを示しています。