パリ五輪・トライアスロン競技会場のセーヌ川、水質改善の貯水施設を公開
およそ3か月後に迫ったパリオリンピック・パラリンピック。トライアスロンなどの競技会場となるセーヌ川の水質を改善するための貯水施設が公開されました。
トライアスロンなどが行われる予定のセーヌ川は、大雨の際にあふれた下水が流れ込むなどして水質が悪化し、去年、五輪のテスト大会が中止となりました。
記者「セーヌ川に汚水が流れこまないように、地下施設に一時的にためておくということです。かなり深いです」
貯水施設は、あふれ出た下水をこの施設にため、セーヌ川を迂回(うかい)して、下水処理場に流すことができるということです。
パリ・イダルゴ市長「(Q.市長は泳ぎますか?)泳ぎますよ、もちろん。(Q.いつですか?)6月末です。皆さんをこの歴史的な遊泳の目撃者として招待します」
パリ市長は施設の稼働で、競技の開催が確実になるとしています。