大雨による洪水や土砂崩れ…151人死亡、56人行方不明 ネパール
ネパール当局は29日、大雨により各地で発生した洪水や土砂崩れで、これまでに151人が死亡し、56人が行方不明になっていると発表しました。
ロイター通信によりますと、ネパールの首都カトマンズの一部地域では、大雨が2日間続き、土砂崩れや洪水が発生しています。
雨は29日朝には弱まりましたが、地元当局はこれまでに151人が死亡し、56人が行方不明になっていると発表しました。洪水によってカトマンズ盆地では交通網などが停止し、建物に被害を受けた大学や学校では、3日間の閉鎖を余儀なくされています。
また、AP通信によりますと、警察に山岳地帯の複数の村から被害の報告が寄せられていて、死者の数はさらに増える可能性があるということです。
ネパールでは毎年、雨期になると洪水や土砂崩れが発生し、数百人が死亡しているということです。