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ウクライナで少なくとも8人死亡か ロシア国防省“軍事施設のインフラ破壊”

2022年2月24日 17:15

ついにロシアがプーチン大統領の指示により、ウクライナへの攻撃を始めました。親ロシア派の支配地域への軍事侵攻に加え、ウクライナ軍のインフラ施設なども攻撃されています。

プーチン大統領「ロシアとロシアの国民の安全を守るためには選択肢は1つだ。やむをえず我々は軍事作戦を行うしかない。ウクライナを占領するつもりはない」

プーチン大統領はウクライナ東部の親ロシア派勢力の支配地域などでロシア軍が軍事作戦を行うと表明し、「今回、血が流れることの責任はウクライナの政権にある」と述べています。一方で、目的はウクライナ東部の人々の保護であり、国連憲章に反していないと主張し、計画の中にウクライナ領土の占領は含まれていないとしています。

ただ、首都キエフでは爆発音も響いています。

ロシア国防省は、ウクライナの都市へのミサイルなどでの攻撃は行っておらず、高精度の兵器を使ってウクライナ軍の軍事施設のインフラを破壊したと発表しました。

一方、ウクライナの国境警備隊は、北部のベラルーシとの国境付近でベラルーシ軍の支援を受けたロシア軍から攻撃を受けたことを明らかにしました。

ロイター通信はウクライナ政府の発表として、少なくとも8人が死亡したと伝えています。