空港付近で爆発、2人死亡 「中国人を狙った」過激派組織が犯行声明 パキスタン
パキスタン南部にある国際空港の近くで爆発があり、中国人2人が死亡しました。過激派組織が「中国人を狙った」とする犯行声明を出しました。
路上で激しく燃える乗用車。地元メディアなどによりますと、パキスタン南部カラチの国際空港の近くで6日、爆発があり、中国人2人が死亡、少なくとも11人がケガをしました。
パキスタンからの分離独立を訴える過激派組織「バルチスタン解放軍」が「中国人を狙った」と犯行声明を出していて、中国人スタッフを乗せた電力会社の車列を狙ったものとみられます。
この組織はこれまでも、中国がパキスタンで進める「一帯一路」の事業を批判し、テロを起こしていました。
カラチではことし4月に日本人5人が自爆テロに巻き込まれ、1人がケガをしています。
最終更新日:2024年10月7日 16:21