ドイツ刃物襲撃事件 「イスラム国」が犯行声明
ドイツ西部で23日、イベントの最中に何者かが刃物で参加者らに次々と襲いかかり3人が死亡した事件で、これまでに2人が逮捕されました。また、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しています。
ドイツ西部の都市ゾーリンゲンで、23日夜に起きた刃物による襲撃事件では、AP通信によりますと、3人が死亡、少なくとも8人がけがをしています。
ロイター通信によりますと、24日、犯人とみられる人物と襲撃について話していたとして15歳の少年が逮捕され、その後、さらにもう1人が難民関連施設で逮捕されたということです。この人物が実行犯かどうかは明らかにされていません。
この事件について過激派組織「イスラム国」が24日、犯行声明を出しました。パレスチナ自治区などのイスラム教徒のための報復としてキリスト教徒の集会を狙ったと主張していますが、具体的な証拠は示していません。