中国・浙江省の交差点で監視カメラが捉えたのは、三輪自転車と電動バイクの衝突事故です。電動バイクはその場で転倒。一方、三輪自転車はそのまま、横道に消えました。

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11日午前3時ごろ、中国・浙江省の交差点の監視カメラには、三輪自転車が映っていました。そのすぐ後ろには、ライトをつけた電動バイクが走っていました。

三輪の自転車と電動バイク運転手はお互いに気づく様子もなく、そのまま衝突し、電動バイクは転倒。一方、三輪自転車はするすると動き、その先にあった小さな横道へと入ってしまいました。

電動バイクの男性は立ち上がると、ぶつかったはずの相手が見当たらない、という状況に戸惑ったのか、その場をうろうろ。

その後、男性が事故現場から立ち去ると、三輪自転車とその運転手が、衝突した場所へ戻ってきました。三輪自転車に乗っていた高齢者も、相手がいない状況にしばし立ち尽くし、その場を後にしました。

誰もいなくなった衝突現場。なんとそこへ、電動バイクの男性が再び姿を現します。ケガをしたことに気づき、男性は警察へ連絡したといいます。

警察は「監視カメラがなければ真相が分からなかったかもしれない」と話しました。

監視カメラを調べて分かった2台のすれ違い。警察は、三輪自転車と高齢者の行方を捜しているということです。