韓国“激しい大学受験”に変化…消えた「キラー問題」 毎年の光景…街には送迎ボランティア
16日、韓国で行われた大学受験の統一テスト。受験生が後輩の応援を受けながら、次々と会場の中へ入っていきました。
「がんばって! ファイティーン」
これは、日本の大学入学共通テストにあたるもので、学歴社会の韓国では“人生を左右する”といわれるほど重要視されています。街なかには、送迎ボランティアたちが待機していました。
会場では、ボランティアのオートバイに送られてくる受験生も。なんとか試験時間に間に合った、と思いきや――。
記者
「会場が違ったようですね…。いま、警察に送ってもらおうとしています」
韓国では毎年おなじみの光景ですが、今年はある変化がありました。
韓国では、これまで学校教育では習わないような超難問、“キラー問題”が出題されていましたが、政府は、高まる受験熱を抑制するために、「キラー問題」を出題しなかったということです。