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ロシア思想家の車が爆発 乗っていた娘が死亡

2022年8月22日 1:18

プーチン大統領に近いとされるロシアの思想家の車が20日、モスクワ郊外で突然爆発し、乗っていた娘が死亡しました。ロシアの捜査当局は、テロの可能性もあるとみて調べを進めています。

死亡したのは思想家のアレクサンドル・ドゥギン氏の娘・ダリヤさんです。

ロシア連邦捜査委員会によりますと、モスクワ郊外で20日夜、走行中の車が爆発炎上し、乗っていたダリヤさんが死亡しました。車の運転席の下に爆発物が仕掛けられていたということです。

ロシアメディアによりますと、車には直前までドゥギン氏も同乗する予定で、捜査当局は「事前に計画された犯行」として、テロの可能性もあるとみて調べています。

ドゥギン氏は、ロシアがウクライナを併合することなどを主張する思想家で、プーチン大統領に近いとされています。