まもなく侵攻半年 キーウでは破壊された露軍戦車など展示
ロシア軍のウクライナ侵攻開始からまもなく半年を迎えるのを前に、首都キーウの中心部では、破壊されたロシア軍の戦車などが展示されています。
キーウ中心の大通りでは、数百メートルにわたり破壊されたロシア軍の戦車などが並べられています。日曜日の21日は大勢の家族連れなどが訪れ、写真を撮影する姿が見られました。
侵攻直後、キーウからは多くの市民が国内外へ避難しましたが、状況は大きく変わったといいます。
市民「どんどん人がキーウに戻ってきてくれてうれしいです。9割方以前のキーウに戻りましたね」
ウクライナ政府としては、侵攻からまもなく半年を迎える中、国民に戦果を示し、国威を発揚する狙いがあるとみられます。
侵攻から半年にあたる今月24日は、ウクライナが旧ソ連から独立した記念日でもあります。この日にあわせてロシア軍がキーウへのミサイル攻撃を活発化するとの見方もあり、ウクライナ政府は警戒を強めるよう呼びかけています。