東部ドネツク州で露軍の攻撃相次ぐ 8人死亡
ウクライナ東部ドネツク州のトレツク市で、4日、ロシア軍による攻撃が相次ぎ、少なくとも8人が死亡、子ども3人を含む5人がケガをしました。
東部ドネツク州のキリレンコ知事などによりますと、トレツク市で4日、公共交通機関の停留所などに対しロシア軍の砲撃があり、少なくとも8人が死亡、子ども3人を含む5人がケガをしました。ドネツク州ではロシア軍の攻撃による死傷者が相次いでいて、キリレンコ知事は、住民に避難を呼びかけています。
一方、ウクライナ東部の親ロシア派は、ドネツク市でウクライナ軍の攻撃を受け、少なくとも5人が死亡したと発表しました。ウクライナ側は関与を否定しています。
こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領が、香港メディアの単独インタビューに応じ、侵攻をめぐり、中国の習近平国家主席との直接の会談を求めていると明らかにしました。
ゼレンスキー大統領は、「中国は政治的、経済的にロシアに影響を与えることができる」と述べていて、中国に対して、ロシアへの働きかけを呼びかけた形です。