イスラエル軍、軍事作戦の正当性主張 ガザ地区の死者2万人超…“住民の半分が飢餓状態”
イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザ地区の死者が2万人を超える中、イスラム組織ハマスのトンネルが民間施設の近くで見つかったとして動画を公開し、軍事作戦の正当性を主張しました。
AFP通信は20日、ハマス側の発表としてガザ地区での死者が2万人に達したと報じました。WFP=世界食糧計画はガザ地区では食料や水、シェルターが不足し、住民の半分が飢餓状態だとしています。
国際社会からの批判が強まるイスラエル軍は21日、民間施設の近くでハマスのトンネルの入り口を見つけたとする映像を公開しました。ハマスが民間施設を「隠れみの」にしているとして、軍事作戦の正当性を改めて訴えた形です。また、ハマス幹部の自宅でもトンネルの入り口が見つかったなどとして、映像を立て続けに公開しています。