「未来だけを見て進むべき」 「日韓経済人会議」ソウルで4年ぶりに対面形式で開催、協力強化を確認
日本と韓国の財界関係者が集う「日韓経済人会議」が16日、ソウルで4年ぶりに対面形式で開かれ、協力強化を確認しました。
1969年から毎年開催されている「日韓経済人会議」は、ことし4年ぶりに対面での開催となり、日韓の財界人およそ300人が参加しました。
韓国側の代表である金ユン氏は、日韓首脳によるシャトル外交の再開に触れ「経済界も未来だけを見て進むべき」と訴えました。
これに対し、日本側の代表をつとめる佐々木幹夫氏も「世界情勢が厳しくなるほど、日韓の協力が重要だ」と強調しました。
また、日本側は15日、尹錫悦大統領と面会し、尹大統領は「両国の企業家がスピード感を持って、協力を推進することを願う」と述べた上で、G7広島サミットでも両国が世界的な懸案への協力をさらに具体化していくとの考えを示しました。