「ワグネル」創設者プリゴジン氏らの葬儀行われる 「別れは非公開で…」
ロシア第2の都市サンクトペテルブルクで29日、搭乗機の墜落で死亡した民間軍事会社「ワグネル」創設者プリゴジン氏らの葬儀が行われました。
「中心部から車で一時間ほどの墓地です。埋葬は午後4時頃に行われたということです」
プリゴジン氏の葬儀を巡っては情報が明らかにされていませんでしたが、プリゴジン氏の言動を発信してきたSNSにおよそ2か月ぶりに投稿があり、「別れは非公開で行われた」とプリゴジン氏が埋葬されたことが明らかになりました。
6月までワグネルの拠点があったビルの前には、いまも多くの花が手向けられ、プリゴジン氏を偲ぶ市民の姿が見られました。
追悼に来た市民
「(プリゴジン氏の葬儀については)決める家族がいる。恐らく、大きな会葬を望んでいないのではないか」
また、市内の別の墓地では、ワグネルの物流担当だった幹部の葬儀も行われておよそ300人が参列しました。
プリゴジン氏とワグネルの幹部は23日、搭乗していた小型ジェット機がロシア西部のトベリ州で墜落し、連邦捜査委員会により死亡が確認されました。