プーチン大統領「心から哀悼の意を」 プリゴジン氏“死亡”示す 米では機内で爆弾爆発など“破壊工作”報道も
プーチン大統領は24日、ロシア西部で墜落した小型ジェット機に乗っていた可能性がある民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏について、死亡したとの見方を示しました。
小型ジェット機の墜落では乗客乗員10人全員が死亡し、ロシアの航空当局は、搭乗者名簿にワグネルの創設者プリゴジン氏の名前が含まれているとしています。
プーチン大統領「まず全ての犠牲者の家族に心から哀悼の意を表したい。悲劇である」
プーチン大統領は24日、プリゴジン氏について、「彼は私の求めに応じて必要な結果を出してきた。彼は才能ある人物であり才能あるビジネスマンだった」などと述べたうえで、死亡したとの見方を示しました。
アメリカの国防総省の報道官もプリゴジン氏は死亡した可能性が高いとの見方を示しました。
ライダー報道官「我々の初期評価では、プリゴジン氏は死亡した可能性が高い」
墜落の原因については、地対空ミサイルで撃墜されたことを示唆する情報はないと述べました。
複数のアメリカメディアは、機内での爆弾の爆発や、別の破壊工作により墜落した可能性があると報じています。