ゴールデングローブ賞の授賞式、来年放送復活へ NBC
アカデミー賞の前哨戦ともいわれるゴールデングローブ賞の授賞式について、主催団体の人種的な多様性の欠如などを理由に放送を見送っていたテレビ局が来年の放送を復活させると発表しました。
ゴールデングローブ賞は審査を行う会員に黒人が1人もいないなど人種的な多様性が欠けると指摘され、例年、授賞式を放送してきたNBCは今年の放送について見送り主催団体の改革を求めていました。
主催団体によりますと、数回にわたり会員を追加し、20日時点での構成は黒人が10%、アジア系が12%、ラテン系が19.5%、中東系が10%だということです。
NBCは「主催団体の継続的な取り組みを評価し、再び放送できることを楽しみにしています」としています。
ゴールデングローブ賞はアメリカ映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞の前哨戦ともいわれ来年1月10日に授賞式が行われます。