トランプ次期大統領「ロシアがアサド大統領を守ることに興味を失った」 シリア情勢めぐり指摘
アメリカのトランプ次期大統領は8日、アサド政権が事実上、崩壊したシリア情勢について、「ロシアがアサド大統領を守ることに興味を失った」と指摘しました。
トランプ次期大統領は8日、SNSで「アサドは去った。後ろ盾のロシアも守ろうとしなかった。ウクライナ侵攻でシリアへの関心を失った」と投稿しました。ロシアについては、ウクライナ侵攻で「60万人死傷者を出し、経済状況も悪い」とした上で、「弱体化している」と指摘しました。
さらにウクライナ侵攻でロシア・ウクライナ双方に多くの死者が出ていることに触れ、「直ちに停戦し交渉を始めるべきだ」と訴え、プーチン大統領に対し「今こそ行動を起こすべき時だ」と呼びかけました。
最終更新日:2024年12月9日 3:47