事前投票めぐり 韓国大統領選で不手際相次ぐ
9日に迫った韓国の大統領選挙で行われた事前投票をめぐり、投票箱ではなく買い物袋が使われるなどの不手際が相次ぎ、選挙管理委員会が謝罪する事態になっています。
接戦が続く韓国の大統領選挙の事前投票では、投票率が36.93%と過去最高を記録しました。
5日、土曜の夕方には新型コロナウイルスの感染者や隔離対象者の投票が行われましたが、その際、専用の投票箱の用意がなく係員が買い物袋で集め代理で投票箱に入れるなどし、批判が起きています。
事前投票者「投票箱に代理で入れる投票がどこにあるんですか、本当に。大統領選挙でしょう?クラスの選挙じゃないんだし」
また、投票に使う封筒から、別の有権者がすでに投票した用紙が出てきたケースもあったということです。
選挙管理委員会は不手際を謝罪した上で、9日の投票に向け再発防止のための措置を講じるとしています。