軍事ジャーナリスト死亡、容疑者を拘束 サンクトペテルブルク“爆発”はウクライナ関与のテロとの認識示す ロシア
ロシア第2の都市・サンクトペテルブルクで親ロシア派の軍事ジャーナリストが死亡した爆発で、ロシア当局は3日、容疑者を拘束したと発表した上で、ウクライナが関与したテロとの認識を示しました。
爆発はサンクトペテルブルクのカフェで2日に起き、「ウラドレン・タタルスキー」のペンネームで活動する親ロシア派の軍事ジャーナリストが死亡しました。地元メディアは爆発直前だとして、箱のようなものを抱えた人物が店に入る映像とタタルスキー氏から離れる写真を掲載しています。
この爆発でロシアの捜査当局は3日、事件に関与したとして26歳のロシア人の女を拘束したと発表、供述の様子だとする動画を公開しました。
ロシア内務省公開の“供述動画”「(Q.何をやった?)爆発した彫像を持ち込んだ。(Q.彫像は誰に渡された?)(それについては)あとで話しても良いですか?」
ロシアメディアは、容疑者は去年2月、反戦デモに参加し、拘束されたことがあると伝えています。ロシアの捜査当局はまた、ウクライナが関与したテロとの認識を示しました。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領はロシア国内の事件との見方を示しています。