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“ロシアによる侵攻を正当化”「ウクライナ正教会」大主教を自宅軟禁処分に

2023年4月2日 6:41

「ウクライナ正教会」の大主教がロシアによるウクライナ侵攻を正当化したとして、ウクライナの裁判所により自宅軟禁の処分を言い渡されたとロシアメディアが伝えました。

複数のロシアメディアによりますと、ウクライナの裁判所は1日、キーウにあるペチェルスカヤ大修道院のパベル大主教がロシアによるウクライナ侵攻を正当化したとなどして、2か月の自宅軟禁の処分を言い渡したということです。パベル大主教は、ロシアに協力して宗教的な対立をあおったとして、ウクライナ保安庁から告訴されていました。

ペチェルスカヤ大修道院は11世紀に造られ、モスクワ総主教庁系の大主教がトップについていました。しかし、ウクライナ侵攻後、信者の多くがモスクワから独立した支部を結成し、先月29日には、モスクワ総主教庁系に大修道院からの立ち退きを求めるデモが起きる事態となっていました。