核兵器禁止条約 締約国会議で日本の国会議員が初めて発言

アメリカ・ニューヨークの国連本部で行われている核兵器禁止条約の第3回締約国会議で4日、日本の国会議員が初めて発言しました。
核兵器禁止条約の締約国会議には、日本から6人の参議院議員が参加しています。
このうち、広島県選出で、立憲民主党の森本真治参議院議員が、4日行われたパネルディスカッションの場で、英語で発言しました。
締約国会議で日本の国会議員が発言するのは、初めてだということです。
森本議員は、原爆投下から80年たった今も放射線の影響で苦しんでいる人々がいることを挙げ、「核兵器と人類は共存できない」などと訴えました。
また、日本政府が会議へのオブザーバー参加を見送ったことについて、「市民やNGOとの連携を強化し、政府が次回の参加を決断するよう、国会で努力を続けていく」などと語りました。
最終更新日:2025年3月5日 5:31