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核兵器禁止条約第3回締約国会議を前に 被爆者が思い語る

2025年3月3日 6:05
核兵器禁止条約第3回締約国会議を前に 被爆者が思い語る

アメリカ・ニューヨークで核兵器禁止条約の第3回締約国会議が開幕するのを前に、被爆者の女性が思いを語りました。

ニューヨークの国連本部で3日から始まる、核兵器禁止条約の締約国会議に参加するサーロー節子さんは、13歳の時に広島で被爆し、姉やおいを亡くしました。

長年、核廃絶を訴えてきたサーローさんは、会議を前に開かれたイベントに参加し、核兵器を自分事として捉え議論し合うことの重要性を語りました。

サーロー節子さん(93)
「個人的な思いを皆さん一人ひとりが体験しなければ、ただ核の問題、数字だとか政治だけでは片付けられない。自分の人生との対決」

会議は今月3日から7日までの5日間開かれ、去年ノーベル平和賞を受賞した日本被団協のメンバーらも出席する予定です。

最終更新日:2025年3月3日 11:07